今日は突然昼にそこそこ時間ができたので、買い物に行って、

喫茶店で読みかけの『就職迷子の若者たち』という本を読み切った。


自分が知っている内容が多かったので速く読み終えてしまったのだが、

いろいろと納得させられることもあった。


まずは就職のプロセスが自分を知ることから始まるということ。

しかしよく考えると、これはそう簡単なことではない。

そこそこいい歳になっても人間は自分のことなど分からないものだ。

だからこそ大学生にとって就職活動はつらいものなのだろう。

いきなり人生における究極の問いを投げかけられるわけだから。


もう一つなるほどと思ったのは、

就活においては何よりもコミュニケーション能力が大切だということ。

求人をする会社には、それぞれ求めている人材というのがあり、

それに当てはまらないと、いくら有能でも採用してもらえない。

一見当たり前のことであるが、忘れがちなことじゃないだろうか。


就職したい会社が積極的に海外展開している会社であれば、

自分が持っている高い英語力はアピールするだろうが、

全く外国語を必要としていない会社であれば、

自分の英語力をアピールしても、それほどの効き目はないだろう。


コミュニケーションとは、

相手の言いたいことを理解し、自分の言いたいことを理解してもらうこと。

これは仕事においても恋愛においても、全ての面において

かなり重要だということを改めて思った。