Tetsukyサプライズ~hide兄貴へ
皆さん今日は何の日か分かりますか??
そうです…1998年5月2日 午前8時52分 我らが尊敬する永遠のロックスターhideの命日。
hideの死は、悲しい思い出だ。しかしhideの思い出は、悲しくない。むしろ楽しくて、ワクワクすることばかり。
人を驚かせたり喜ばせたりすることを、hideはいつも考えていた。
あれから10年。「ようやく楽しいことをやりたくなった」とプロデューサーのYOSHIKIは嬉しそうに語り出す。
亡くなった直後に追悼ライブに向けて奔走したが、YOSHIKI自身が精神的に耐えられず、実現には至らなかった。
「何をやってもしっくり来なくて、引きこもりました(笑)。そのとき、いろんなバンドと『10年後にやろう』と話した。
今もその思いは同じ。変わったところと言えば、それを笑って話せるようになったことかな」。
hideメモリアル・サミットは、YOSHIKIのこの笑顔から始まった。そしてその笑顔に賛同したバンドが、笑顔で結集。
「追悼というより、祭ですね。バンドもファンも、俺達が突っ走るからついて来い」とYOSHIKIは大声で呼び掛ける。
Xは元々、ルールに縛られない無敵の存在。そのスピリットをもって見事に復活を遂げ、
hideメモリアル・サミットを開催する。
「ブーイングを含めて、応援だと思ってますよ」と言うYOSHIKIの口調は弾んでいる。
多くの人々に夢を与え、ジャンルを超えてアーティスト達に大きな影響を残したhide。
21世紀を見ずに逝ってしまったhideに、今度は私達が夢を見せる番だ。
hideメモリアル・サミットは、そんなhideのDNAの不滅を証明するイベントになる。