中部電力に認められて

ビル内といっても・・

 

NTTビル時とおなじで

壁のうすい倉庫扱いの場所

僕はどこも倉庫なんだよね

 

まあスペースあれば気にしない

いつも自分はいないし

事務できたらいい事だけに

 

NTTのスタッフがここにくると

中部電力の法務仕事が来るようになった

 

また海外の調達関連も仕事が来た

発電所の燃料調達

今までは政府経由で調達から

 

各国との燃料調達で部下たちは語学会話でき

海外勤務にも慣れていたので

すんなりと各国政府の要人とも

うまくいった

 

おかげで上層部も気に入られた

 

やがて

海外事業部ができた

そこで見本としてうちの部下たちが採用された

国内しか勤務しない電力社員が

海外で技術を売るセールスに

なれない仕事にこんあくしただろう 

 

まず語学・・英語覚えるのに

すべて一からだから

次は営業ルートもわかるわけない

1年は使い物ならない連中であった

 

こっちが持ってる営業ルート紹介で

ロシアルートに送電線売買で数字をあげた

ロシアの送電線が切れやすいときいて

日本の北海道とにてるから

切れにくい送電線売った

 

2年目には新たな勉強に

燃料調達に各国まわる

そこで若い連中から選んで

各国の政府とあうチャンスをねらって

部下と中部電力社員を同行させた

 

さて問題がおきた

着ていくスーツ

相手が政府高官が多く

晩さん会とか会合が多い

一般社員がもってるわけがない

 

で特注のスーツとう晩さん会にいけるやつを

買ってやった

これを本社にどう経費で落とすかで

悩んだが

すんなりと本社は認めた

 

子会社に火力発電会社ができて

新型ガスタービンエンジンとかできて

メンテに外部会社しかできなかったため

それを社内でできないかで話しがきた

そこで僕が三菱重工のエンジン部門にいたため

 

新人教育に選ばれた教官に

そこでガスタービンエンジンの教育

どうするか考えた

国内で技術もって教えれる場所はすくない

 

で元にいた海上自衛隊に協力してもらい

中部電力社員を教育してもらおうと

頼んだら意外とすんなりとOKだった

 

船舶のエンジンはガスタービンエンジンで

機関士課程は

ちょうどよかった

期間1年で一から教えてくれるとかで

よかった

横須賀で教えるのかと思っていたら

 

呉の術科学校で許可が下りた

新人たちを送って

やはり数か月で

呉は不便なとこだけに

嫌になっただろうな

電話で文句が多かった

 

教育受けるにはいいが

完全寮制 基地内で生活

制服着用・・

新人たちはびびっただろうな

海上自衛隊入隊になるとは

1年かけて機関士教育課程うける

 

とはいっても

自衛隊みたいなことはないが

座学 実務で行う

腕には一般人である腕章つけさして

他の自衛官が威圧かけないように

わかるようにした

 

PB(販売所)と飲食できる場所もいけるが

素直に1年 前期6か月 後期6か月で教育

定期的に電力会社に帰って報告にくるが

制服になれたのかそのままくる

中部電力に海上自衛隊の制服でくるから

周りは驚くことだった

 

その感じで数年かけて新人たちの新型発電機の教育が始まった

やがて3年目にはいい人数が育った

 

今じゃ東北電力からも新型エンジン導入で

新人教育にきてほしいと

依頼もきた

 

東北電力の現在建設中の新型発電機で

役に立てることからよかった

 

燃料も調達で

必要分の調達より

多めの燃料を輸入した

国内の原油、天然ガスをもってくることで

国内の需要に役に立つことをおもって

 

国内の各電力会社は燃料はギリギリで輸入する

それどころか足りないケースが多い

アクシデントがおきたら足りなくなるケースも多い

 

現に原発とまったら

火力発電回す燃料がない

そこで各電力会社にわけることにした

 

さらにあまった原油から

ガソリン 軽油 航空燃料とか

売れるから

 

海外事業として成り立つので

予想数値の売り上げになった

いつから電力会社が利益あげる部署ができるとは

驚くことでもある

 

利益が上がることから

会社の分社化がはじまった

政府の顔色もうかがい

 

僕も元公務員で利益重視政策が

役になったとおもう

まるで商社マンかと思うときもある

 

東電と中電の合弁会社が利益あがってきたが

東電はあいかわらず奥手で

進める事業が遅いからな

 

ゴタゴタ多い東電だけに

 

気づいたら

NTTのベンチャー企業から

中部電力、東京電力の会社まで

やることが増えた

 

でも普段は外の会社に勤めているから

長い間にいろいろ

アイデアだして

企業にない組織 改革に

 

外部の会社にいると

大きすぎる会社は身動きがとれない

ことがおおい

様々な会社につとめて

こうしたらいいとなることを

してみたらいい方向性になった

 

発明家というより

起業家?でもあったような時期でもあった

 

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