ゴゴゴゴゴゴゴ・・・
今日は・・・先日会ったスト師について話そうと思う。
そう・・・あの・・・
九州から来た『奇妙な』スト師について・・・
ここに一人のスト師がいる・・・ そいつは名前をスパロウという・・・
まだ駆け出しでたいした結果はだしていない・・・ だが一人の『スト師』がスパロウにコメントしてくれたのだッ!
スト! そのすてきな好奇心がスパロウを行動させたッ!
そのスト師にその日のうちにメールを書いたのだッ!!
そして今日ッ! そのスト師とスパロウが出会うッッ!!
フゥゥ~~。メールは書いたものの、緊張するぜ。どんな人が来るのかな・・・
あっ、あの人か!?
バン!!
ドザア!!
シャン!!
スタッ!!
グゥゥゥゥン!!
バァーーーン!!
(さすが凄腕・・・ 登場に6コマも使うなんてッッ!! そこにシビれる!あこがれるゥ!)
「君が DIO・ブランドー(仮名) だね?」
「今日はよろしく。早速、君に聞きたいんだが今までストで何人GETしたんだい?」
(な、なんて自信だ・・・ やはり凄腕・・・)
「ハハハ・・・ さ、流石DIOだね。格が違う・・・ あ、あそこにすごいスト高物件がいるぜ? 声かけを見せておくれよ!」
(あ、ガンシカされてる・・・ まぁあそこまでスト高じゃな。しょうがないか)
「ハハ。残念だったね、DIO!」
「カエルの小便よりも…下衆な!下衆なガンシカなぞをよくも!よくもこの俺に!いい気になるなよ!KUAA!」
(オ~~ノォ~~~~!! めちゃくちゃ怒ってるゥゥゥ~!!)
「お、おいおい落ち着けよ、DIO。 携帯落としたぜ!」
「そこの女・・・ 俺の携帯を持って来い・・・」
「早く持って来いッ!
スチュワーデスがファースト・クラスの客に
酒とキャビアをサービスするようにな・・・」
(やべぇ、ブチキレだァァ~~)
「そ~いや~さ~、さっき君が来る前に番ゲしたんだが・・・ 携帯に登録するときにミスって消しちまったよォォ~~ くやピー!!」
「クックック・・・ せっかく女が、自分の『携帯』の番号を試験終了チャイム直前まで問題を解いている、受験生のような必死こいた気分で教えてくれたというのに・・・」
(よかった、怒りがおさまったようだ・・・)
「そ、そうなのか・・・。 じゃあDIO、君はいつもどうやって声をかけているんだい?」
「クックック・・・ よかろう、教えてやろう・・・ 我が『世界(ザ・ワールド)』の能力!! それは・・・ 『女』を止める能力!!」
「最初は、まばたきほどの一瞬しか止められぬ能力だった。 しかし・・・この首のキズがなじんでくるにつれ、2分・・・・・・3分と長く止められるようになった。
今では5分は止めていられる・・・
女が止まっているのに5分とはおかしいが、とにかく5分ほどだ・・・フフ
いずれは十分・・・一時間と思いのまま止められるようになってやろう・・・」
(さっき、ガンシカされていたような気がしたが・・・ いやッ!!言うまいッッ!!)
「すごいな・・・ そんな君の事だ、やっぱりすごい車に乗っているのかい?」
「ロードローラーだッ!!!」
(く、車なのか・・・?)
「さ、流石だな・・・
ハッ!?まさかDIO・・・ あの物件を即るつもりなのか!?やめろォォォーーー!!DIOォォォ!!! そいつは中○生だぞォォォーーー!!!!」
「この土壇場にきて・・・やはりおまえは人間だクククク・・・
ごく短い時の流れでしか生きない人間の考え方をする・・・
『後味のよくないものを残す』とか『人生に悔いを残さない』だとか・・・
便所のネズミのクソにも匹敵するそのくだらない物の考え方が命とりよ!
クックックックッ
このDIOにはそれはない・・・
あるのはたった一つのシンプルな思想だけだ・・・
たった一つ!
『GETして支配する』!それだけよ・・・
それだけが満足感よ!性格や・・・年齢なぞ・・・・
どうでもよいのだァーーーーー!!」
「確実に捕まるぞッッ!! 確実! そう、コーラを飲んだらゲップが出るっていうくらい確実になッッ!!」
「フン! 逃れることはできんッ!
きさまはチェスや将棋でいう『詰み(チェック・メイト)』にはまったのだッ!」
「『世界(ザ・ワールド)』!! 女(メス)よ止まれッッッ!!!」
「ンッン~~♪ 実に!スガスガしい気分だッ!
歌でもひとつ歌いたいようなイイ気分だ~~フフフフハハハハ
1年前にストを始めたが・・・
これほどまでにッ!絶好調のハレバレとした気分はなかったなァ・・・
フッフッフッフッフッ 中○生の即のおかげだ 本当によくなじむッ!
最高に「ハイ!」ってやつだァァァァァァ!!!
アハハハハハハハハハハハハーッ 」
「!? バ、バカな・・・ 身体が動かん・・・ ま、まさか・・・ このDIOが・・・ このDIOがァァァァーーーー!!!!!」
「てめーの敗因は…たったひとつだぜ…DIO…
たったひとつの単純な答えだ…
『てめーは サツに怒られた』 」
第3部 完ッッッ!!!