GW最終日 映画観まくりーの トランスフォーマービースト覚醒
今回はトランスフォーマービースト覚醒です。
このシリーズはほとんど観ていますが、バンブルビーだけは観ていません。
この作品はバンブルビーの続編となっているのでちょっとその前の作品から一体何があったのか、内容がよく解りませんでした。
何故かオプティマスが人間に対して強い不信と敵意をむき出しにしていて、確かバンブルビー前の作品では人間に対しては友好的だったのにと疑問で。
新しい仲間も増えていてアーシーなんていつどこで加わったんだろうと思いまして。
また、ビーストウォーズと同時間軸でストーリーが進んでいてWオプティマスの夢のコラボが実現しました。
何よりも嬉しかったのが私の大好きな惑星型超巨大トランスフォーマーのユニクロンが出たことです。(でもトランスフォームしなかったのが残念)
宇宙の破壊神のユニクロンがとうとう登場し、その先兵としてスカージが登場しました。
ただ、アニメではユニクロンの忠実な部下としてガルバトロン、そしてその右腕として航空参謀サイクロナスとその親衛隊のスィープスが登場し、スカージは親衛隊スィープスのメンバーの一人でした。
それがこの映画ではスカージはガルバトロン的(実際アニメではガルバトロンはユニクロンに対して反旗を翻していましたけど)立場でした。
しかも超強くてサイバトロンハンターのような感じでした。
また、アメリカではザ・リバースやきすぷれそして日本作品のヘッドマスターズでのデストロンのガルバトロンに代わる恐怖大帝スコルポノックがただの量産型サソリ型ロボットとしてザコキャラで登場したのは悲しいでした。
かなり原作やアニメとはかけ離れていましたけどそれらの知識0で観るのであれば面白いかと思います。
逆に、知っている人達からすればWオプティマスはそれぞれアニメと同じ声でしたし、アーシーはジョリーン、スカージはカーミュ・ビタン、そしてキャラは異なりますけどビーストウォーズと同じ声優が出演という豪華ぶりでした。
それに加えて衝撃のラスト!
なんと新たにディセプティコンやテラーコン達と戦う地球(アメリカ)の組織、G.Iジョーが登場します。(G.Iジョーも実写で3まで作られましたよね)
実はこれらはアメリカのコミックで何度となくコラボしているんです。
しかもアニメでもトランスフォーマー2010においてG.Iジョーの敵であるコブラコーポレーションの総帥、コブラコマンダーが出演してデストロン(ディセプティコン)とタッグを組んでサイバトロンを苦しめるというストーリーがありました。
名前はスネークでしたが、その風体は明らかにコブラコマンダーで最後にお約束の「コ~ブラ~!」の雄たけびを上げその正体を明かすようなシーンもありました。
そして声優もG.Iジョーの時のコブラコマンダーと同じという実にファンにとってはありがたい内容でした。
つまりは今後のトランスフォーマーにおいてはコブラコマンダーが出てディセプティコン達とともに悪事を働くといった展開が期待されます。
それに今回尻切れになってしまったユニクロンや最後の騎士王のラストに登場したクインテッサ星人も今後どう絡んでくるのか。
最後の最後で色々と想像してしまって楽しみが膨らんだ作品でした。
10点満点中6点です。