GW最終日 映画観まくりーの エイリアン ロムルス | 我こそは海賊

GW最終日 映画観まくりーの エイリアン ロムルス

GWは暦通りでしたので出かけるつもりもなく、溜まりに溜まった映画を観まくりました。

 

最初に紹介するのはエイリアンロムルス。

エイリアンシリーズ最新作で1と2の間のスピンオフ作品です。

これはディズニー配給の映画ですが、最近ディズニー配給の映画に関してはレンタルはしない方針とのことです。

私もレンタルして観ようと思っていたらレンタル店に置いていなくて調べた結果、そのような話でした。

 

最近では実写版白雪姫が興行的に大赤字に陥っていて、その理由がラテン系の俳優を白雪姫にしたことが指摘されていましたが、実際は小人役を演じる小人症の俳優たちを「差別」であるという勘違いした判断で排除し、全てCGにしてしまった事が要因のようです。

 

その結果、そうした特別な配役で生計を立てていた小人症の役者たち仕事を失うことになり、彼らの誰一人としてそうしたことについて「差別」と感じておらずむしろ自分たちにしかできない役柄として誇りに感じていたそうです。

 

ごく少数のポリコレや極左ゴロたちの言葉ばかりを尊重した結果、彼らからこうした仕事を奪う結果を招いてしまいました。

「決して差別ではない、これは彼らの誇りある仕事である」と堂々と言えない辺りはディズニーサイトも世間の特にポリコレたちの顔色を窺ってぶれまくっているということでしょう

最近のディズニー、やることが本当にセコくなってきましたね。儲かっているのに方向性を完全に見失っています。

 

そんなことで仕方なくネットオークションでDVDを買って観ました。

内容としては1と2の混合みたいな感じです。

エイリアンもおそらく2のウォリアーではなく、1のビッグチャップと同タイプと思われました。

そのビッグチャップが大量に出現して襲ってきます。

 

ただ、やはり納得いかない点が多いでしたね。

まず、最初に1の時の宇宙貨物船ノストロモ号の残骸近くからエイリアンの残骸を回収するところから始まります。

何故かそれは繭になっていて休眠している状態でそれをどのような方法でかは知りませんが増殖させて冷凍休眠させています。

 

ビッグチャップはクイーンではないので卵は産めませんし、クローンに関しては4の時に確立されていてそれは1からもう何百年も後の話になります。

この段階でクローンが出来たとは到底思えないでした。

それに何であんな状態で繭になっていたのかも不明でした。

巣も作っていたし、フェイスハガーが大量に出てきましたけどいつの間にか成体になっていて。

一度人間に寄生しないと成体になれないはずなのに、生きている人間は主人公一派以外はいなかったはず。

それならばどうやって成体に??でした。

 

また、アンドロイドがやたらエイリアンの生体に詳しくてユタニ社があの段階でそんなにどうやって調べられたのかも疑問でした。

それだったら2以降は対処法はそれなりにあったことになりますしね。

 

そして最後に出てきた人間とエイリアンの混合生物が登場するのですが、あのような混合生物が登場するのは4が最初で話が後半はもう観ていてどうでも良くなっていました。

もはや当初の設定度外視でやりたい放題でしたね。

恐怖感もこれまでのシリーズと比べると希薄に感じました。

これまでのシリーズがそうてあったように、最後までエイリアンとの攻防戦をやって欲しいでしたね。

 

ストーリーを盛り上げようという姿勢は分かりますが、後付け設定で話を変えて行くと逆につまらないものになるし先に作ったアフターストーリーに矛盾が生じてしますことになります。

 

全体の出来としては10点満点中4点ですね。

そんな作品でした。