心臓の弱い人は読まないで・・・
夕べ、寝ようとしたら視界を何やら親指大のものが横切って行きました。
ふっと見ると・・・そうゴキブリ。
茶色のボディで悠々と歩いています。
コノヤローっと思って紙を用意し、すかさずGetしたと思ったら影も形も無くて。
仕方なく思って殺虫剤を逃げ込んだと思しき場所に噴射、案の定苦しくて出てきました。
しかしながら早いのなんのって!
カール・ルイスと勝負しても勝てるのでは? と思うほどのスピードで逃げ回ります。
しかし逃げる先々で殺虫剤攻撃を喰らい、とうとう広い所に追い詰められそこで止めの噴霧・・・昇天。
骸を観察しましたらどうやらオオゴキブリの成長過程のようです。
以前住んでいたところでは3種類のゴキブリが生息していました。
チャバネゴキブリとヤマトゴキブリ、そしてサツマゴキブリです。
何でサツマゴキブリがいたのかは不明ですが明らかにたのゴキブリとは違う形状をしていたので良く分かりました。
ゴキブリホイホイには黒い絨毯のようにびっしりとゴキブリたちが。。。
なぜなら捕まったゴキブリがその場で卵を孵化し、生まれたゴキブリがそのまま捕まった状態になってしまうのでまるでゴキブリの橋のようになっていて。
それの繰り返しなので黒い絨毯になっている訳です。
チャバネゴキブリは捕まえたものはよく亀やハムスターの餌にしていました(笑)。
実はゴキブリはコオロギと同じ仲間で、コオロギは熱帯魚やハムスターの餌としても売られています。
時折、卵を持っているものもいて固くツヤのあるご飯粒みたいなものが腹に付いていて。
それは親が死んでも孵化しますからそのまま彼らの栄養源になっていました(笑)。
病原媒体とよく思われがちですが実は蝿や蚊と比べたら遥かに危険性は低く殆ど無いに等しく、一匹見つけるとものすごい数がいると思われますがこれも蝿とか蚊と殆ど変わらない繁殖力で屋外と違って天敵がいない分、沢山増えてしまうようです。
実際、蜘蛛のいる家庭ではゴキブリはいないそうです。
ゴキブリは太古の昔から殆ど進化せずに今に生きています。
人間大ほどあったという説もありますが私は眉唾で聞いています。
それだったら今でも人間大では無いにせよ、もっと比較的大きい例えばネコくらいの大きさのゴキブリが現存していてもおかしくありません。
全てが急激に今のような超小型化してしまう考えの方が理屈は色々あるでしょうが実におかしな話で。
そもそも昆虫や甲殻類は進化の過程において説明が不可能といわれています。
ダーウィンの進化論には当てはまらず、全く別の生き物が別の進化をしたと言われています。
全身に光沢とツヤがあり、その形容からアブラムシと呼ばれ忌み嫌われているゴキブリですがこうして考えると実に不思議な生き物ですね。
ちなみにゴキブリの名前はゴキかぶりから来ています。
ゴキとはすなわちお椀のこと。
黒いお椀をひっくり返してそれを被ってうろちょろしているような姿からそう呼ばれるようになりました。
生きた化石のゴキブリ。
こうして考えてみると奥の深い生き物ですね(笑)