らしくないぞ! 旅行写真 野生動物遭遇編
今回の旅で初めて野生のアナグマと遭遇しました。
これまで日本にはニホンアナグマというアナグマがいることは知っていましたが、あんな田舎に住んでいても一度も見たことがありませんでした。
まさか地元からちよっと離れたこんな場所で遭遇できるとは思ってもいなかったので。
ずっと見てみたい動物でしたので嬉しいサプライズでした。
トイレに寄るのに牧場に入ろうとしたら入場料が取られるとの事で諦めてその牧場の裏手にある観光地となっている滝に向かったんです。
するとすぐに道路脇に公衆トイレがありましたのでそこに寄り、道に沿って植えられていた桜がとても綺麗でしたので撮影しようとしたら。。。
前方50m程の道路を野生動物が横切りました。
当初はイタチかハクビシンかと思っていましてカメラ片手に近寄っていきました。
その野生動物は必至に枯れ草の中に頭を突っ込んで餌取りか何かに夢中、2mまで近づいても全然気付きません。
顔を上げた姿を見てびっくり! 野生のニホンアナグマでした。
いやー、嬉しくてそこで20分ほど撮影。
もう興奮の坩堝でしたよ!(笑)
この前方、カーブの手前辺りを野生動物が右から左へ横切りました。
そこに滞在していたのが見えたのでダメ元でカメラ片手に接近。
いました! 何やら夢中でゴソゴソやっています。
あっ! 気付きました! あれ? ニホンアナグマだ!
でも一応、危険を感じたのか側溝に逃げて様子を伺っています。
中に入っていったので反対側に回るといましたいました・・・
何か随分前に死んだマル(我が家のピーマン大好き犬)と全く同じ仕草やポーズに思わず笑ってしまいました。
これは側溝に入れなかったのでカメラを両手で下げて眼くら撃ちで撮った写真です。
アナグマは本来夜行性なのでこうして日中出てきて活動するのは珍しいんですよ。
実にラッキーでした。
ちなみにヨーロッパでは野蛮なスポーツ(?)でアナグマいじめというものがあります。
巣穴に隠れているアナグマを猟犬をけしかけて追い出し、捕まえて嬲り殺すというもので何匹殺したかを競う実に野蛮で水準の低いものです。
今では禁止されているのかどうかは知りませんが全く以って人間の野蛮性・残忍性を象徴したものですよね。
ダックスフントはこのアナグマを巣穴から追い出すために改良された猟犬なんです。
日本ではこんなことはあって欲しくないですね。