ビンラディン死亡!?
2001年9月11日にアメリカはおろか世界を震撼させた大事件、アルカイダによるアメリカ同時多発テロ。
マンハッタンのシンボルだった国際貿易センタービルが完全破壊され、あまりの多くの人たちが命を失いました。
その当事、私はフィリピンにいて帰国して事態を知ったのですが帰国の際にやたら慌しく、空港では知らないツアー会社のスタッフが私達をせかすように搭乗手続きを促し、殆どノーチェックで飛行機に詰め込まれて一体何があったんだろうと疑問でした。
フィリピンはミンダナオ島といういわゆるテロリストの基地がある島があり、そこにはこのビンラディンの息のかかった連中もいるとの事でおそらく事態は大変な事になるであろうという理由からか帰国する異国人たちを次々と追い返すように‘逃がした’ようです。
事実、私達が無事にフライトした1時間後、マニラ国際空港は全面閉鎖され、もし乗り遅れていればそのままフィリピンに残留となっておりゾッとした記憶があります。
今回、その首謀者だったウサマ・ビンラデンを特殊作戦の遂行で殺害し遺体を確保したという声明がオバマ大統領からありました。
写真や映像を見る限りでは一見、預言者か哲学者のような知的でかつ落ち着いた風貌、怒りや罵倒するような映像も無く、心なしかいつも笑っているように見えます。
家も世界有数の資産家で地元では大主君か英雄のような扱い。
この知的な穏やかな感じの男が今回のテロを初め、世界中で許すまじき卑劣で恐ろしい事件やテロを起こしている首謀者とは到底思えないでした。
このラディンを殺害したことで事件は解決、アメリカは決してテロに屈しない、許さないという姿勢を見せ残党であるアルカイダ達にも絶望を与えることで抑止になると思っているでしょう。
また、来年の大統領選挙や今後の経済状況にも大きく左右される出来事であると思います。
しかしながら私を始め、世界中の人たちの中にはこのテロは何かおかしい、見ていても不自然さがあることを感じており後の物的証拠の数々からそれが疑惑から確信に変わっていたのも事実です。
それらについてはあえて詳細はは書きませんが、これでとりあえずはアメリカとしては面子を守った訳で、世界共通の敵を倒す或いは倒したということは結束を固める以外にも自分達の力を改めて誇示する絶好のチャンスだったことでしょう。
フセインを倒し、ラディンを倒しそして今カダフィをも倒そうとしている合衆国。
それは世界の警察としての使命なのかそれとも大義名分の下の一国的感情の戦いなのか・・
そしてなぜ10年以上も捕まらなかった狡猾なラディンがここに来てお粗末な最期を遂げたのか・・・
真実は・・・・そこにある。。。。