何でもいるZOO,ZOO,ZOO♪ 猛獣編
今回は猛獣編ですよ。
私の好きな肉食獣が沢山出てきます!
日本でもおなじみのツキノワグマです。
本来であれば日本の自然界では頂点に立つ動物です。
胸の部分に三日月型の模様があることからその名前になっています。
ここ数年、食べ物が無くなり町に下りてきて人を襲うなどという事件も多発しています。
射殺されてしまうケースもあり、何とも複雑な心境です。
日本では最強の猛獣ヒグマです。
北海道に生息し体長は2mを超えます。
毎年北海道ではこのヒグマに襲われて多くの人たちが命を落としています。
ちなみに漢方薬に熊の胆というものがありますがそれは熊の胆のうのことです。
ほんのひとかけらでも飛び上がるほど苦い薬ですが万能薬とも言われています。
よく豚の胆のうをごまかすケースがありますが欠片をお湯に浮かべると熊か豚か分かるそうです。
百獣の王ライオン・・・なのですが何でしょうか、このだらけっぷりは!
ライオンはネコ科には珍しく集団で生活しています。
狩りはメスがするのですが狩りをするグループと留守番をして子供達を守るグループに分かれて
行動します。
メスは自分の子供でなくともちゃんと面倒を見るんですよ。
オスはそのハーレムの頂点に立ち、それを乗っ取って来るオスと戦う役目です。
オスは力でその権利を勝ち取る訳ですが、もし、乗っ取りに来たライオンが勝った場合はそのハーレムの
権利は全て自分のものになることは勿論のこと、そこにいる子供達を全て惨殺します。
これはライオンの子殺しと言って自分の遺伝子以外は残さないことと、もし残った場合にその子供は将来自分にとって脅威になるためです。
実に厳しい自然の掟ですね。
虎。
大好きな虎です。
ライオンが百獣の王などと言われていますがそれは大間違い。
もし、虎とライオンがサシで勝負をしたら確実に虎の方が強いです。
特にベンガルタイガーは最大級の虎で大きさは体長は2mを超えます。
中国では猛者や互角の力を持つものを竜虎と言ってその力を称えるほど強さの象徴となっています。
つまり天の使いの龍と虎は同じ力を持つほど強いってことです。
猛獣で最強、竜虎と言われたら間違いなくライオンではなくこの虎と熊でしょう。
ちなみにオスライオンとメスの虎を掛け合わせるとライガーという珍猛獣が出来ます。
カバです。
猛獣なのに‘え?’と思う人もいるかもしれません。
カバというとノロマででぶっていてグウタラのイメージがあるかと思いますがとんでもない!
カバは雑食で勿論他の動物の肉も捕食します。
また非常に気が荒く凶暴で縄張り意識も強いためワニやライオンに対しても平気で襲い掛かっていく動物でそれらの動物もまずカバには迂闊には近づきません。
ライオン同様にテリトリーの取り合いをオスをしてもし勝った方が挑戦者だった場合には子殺しをするそうです。
それに陸上歩行も20km程のスピードで走りることが出来るんです。
現地の人たちはアフリカで一番恐ろしい動物はカバだと言うくらい恐れられている動物で年間にこのカバに殺されてしまう人たちが何人もいるようです。
また、赤い汗をかくことで有名ですが(厳密には汗腺が無いので違うのですが)これらは皮膚を紫外線から身を守るためのものと言われています。
コビトカバです。
いわゆる小型のカバで1912年に発見されました。
当初はそんなものはいないって言われていたのですが調べたら実在していた訳です。
体は通常のカバの半分、体重も1/10です。
小さい体が災いしてか食糧や剥製、生活必需品として乱獲され絶滅した地区もあります。
一説には原始のカバとの見方もあるようです。
ジャングルの頂点にいる動物で敏捷で狡猾、そして凶暴な猛獣です。
精悍な顔立ちと無駄の無い体系は正に猛者。
やはり猛獣というのはネコ科の動物が多いようですね。
それからドールが見たかったのですがなかなか出てこなくて・・・
インドやインドネシアに生息する犬科の動物で家族群で生活行動します。
現地では狼より恐ろしい動物とされ、集団で狩りをして時にはヒョウや虎の獲物まで奪うらしいです。
また、アフリカのハイエナ同様に屍肉を食べることあるようで所が変わってもその代役を務める動物が必ずいる、これも自然のバランスがなせることだと思います。
名前が可愛いので知らない人に‘いやー、昨日ドールに出くわしてしまって大変だったよ!’なんて言ったら‘てめー、何かイイことしてたんだろう!’なんて言われそうですね(笑)