なんてことだ・・・
昨日から頻繁に発生しているいわき市の地震。
その中には大きなものもあり、今朝そしてつい先ほども震度6弱の地震がありました。
今、二名の友人に電話をして確認をしたのですが昨日の震度6弱の地震でやっと回復したライフラインが
再び閉ざされ、水道が止まってしまったとのことでした。
その友人の一人は自宅前が川なのでそこからトイレ用の水を汲んできて使っているそうです。
昨夜の地震のときは大地震で慌てて外に逃げたら外は雨と雷。まるで怪奇映画の映画のワンシーンのようだったと言ってましたよ。
学校も休みで子供たちも自宅にいるのですがやはりこれだけ時間を問わず頻繁に発生する地震に対して恐怖を感じているそうです。
また、市内の海岸沿いなどは砂浜が津波によって押し寄せられてなくなってしまっている場所もあって地形すらも変わってしまっているようです。
場所によっては道路がひび割れている所もあって本当にシャレにもならない状平らしです。
それに市内の企業でも次々と社員・従業員を解雇を行っており、あの映画のフラガールで有名になったスパリゾートハワイアンズも先月の地震以後は仕事にならず、殆どの社員や従業員を解雇したそうです。
地元の温泉ホテルや旅館も仕事にならず次々と社員や従業員を解雇しているらしくて。
宮城県や岩手県の話ばかりクローズアップされているけど本当にいわきも悲惨な状況で特に広野の原発はレベル7になってしまいその周辺の人達は大地震、津波、そして放射能というトリプル攻撃でも気の毒なんて言葉では言えないほど悲惨な状況です。
復興も何もこの原発の問題がクリアされない限りは一歩も先に進むことが出来ず、仮にクリアしても残留放射能でその土地は何十年、いや何百年、場合によっては何万年も住めなくなってしまうんです。
いわき市はまだ放射能の影響は少ないもののそれでも風評被害が多くていわきナンバーの車両は出入り禁止等と言っている都内の企業や業者があるそうでそうしたイドラ、人種のイドラや市場のイドラの典型がここに来て如実に出ているそうです。
彼らの話ですともはや観光事業は致命的で原発の問題が解決しても上記理由から復興は難しいとの見解でした。
とにもかくにも原発の問題が解決しないと何も進まない現状、私の故郷がここまでそしてこんなにまで痛めつけられている話を聞き姿を見ると本当に何もかも嫌になってきます。
とにかく地震だけでも収まって欲しい―そんな彼らの気持ちと同様に私も同じ気持ちでいっぱいです。