冷静沈着・・・それがリーダーの証!
今日の地震はすごいでしたね。
過去に一度だけ直下型の地震を経験したことがありましたが確かにそのときもすごいでしたが今回のは歴史に残るほどの震度、その比ではなく関東大震災の30倍とも言われるエネルギーの地震でした。
午前中私は休んで午後から出社しました。
2時頃に会社に着くと仕事が山。
なんだかなーなんて思って急ぎの仕事をしかけた時です。
ズドーンと下に落ちる感覚、そして揺れ。
あれ?って思った途端に徐々に揺れは大きくなりました。
同僚のYさんは急いで窓を開け、直下式で尋常ではない揺れに危険を感じた彼と二人で事務所にいる人たちに外に出るように指示、私も全員事務所から出た事を確認し最後に会社を出たのですがもうそのときにはものすごい揺れで。
電柱や建物がまるで体をくねらせ笑っているかのように見えました。
会社は窓ガラスが多く、危険なのでとにかく道路の真ん中にいるように指示をしたのですがすぐ近くに避難場所の公園があるのでそこに行こうと何人かが言い出しました。
それで何人かがパニックになって一斉にそこに向かおうとしたのですが行くまでに建物の前面がほぼガラス張りの他の会社の前を通らなくてはならず、この規模の地震ではガラスが割れる可能性があるから危険だと引きとめ、遠回りでも逆方向から大通りを経由して公園に行くことを指示しました。
作業服姿で携帯電話を2台片手に指示をしている姿はまるで災難救助隊みたいだなんて言われましたが、これから下請けに持っていくサンプルをしっかり携えてもいたので正に鏡だなんてことも言われまして。。。
大体、なんで新人の私がみんなを仕切っているのか分かりませんでしたよ・・・
そうしているうちに大きな主要動がなくなったので一旦事務所に戻ったのですが既に外壁は一部損傷、亀裂も入り事務所内も書類等が全てぶちまけられた状態でした。
その後も何度か大きな余震が続いていましたが一旦収まったので下請けさんに向かいました。
ところが下請けさんに着くとまたまた大きな余震。
働いているのは韓国の人たちと中国のおばちゃん。
そして現在修行ということでウチから執行でそこに行っている女の子。
韓国では地震は無いそうでとても怖がっていました。
ここでもとりあえず全員外に避難させ、自分は最後に確認を取って外へ。
なるべく道路の真ん中にいるように言いました。
そんなことが何度か続き、中国人のおばちゃんも執行で来ている女の子もすっかり怖いと怯えてしまったので大丈夫だから、何かあったらすぐに会社から飛んで来るからと励ましておきました。
意外と私は普段はパニックになりますけどこういう災害とか事故のときってとても自分でも驚くくらい冷静なんですよね。
周りがパニックになっているのにあくまで冷静で。
流石修羅場の渡世人といったところでしょうか?
ただ、その一方で私の地元が震源に近く、地元の友人たちとはまだ2名としか連絡が取れなくて。。。。
一人は海の近くに住んでいて話を聞いたら仕事から戻ったら避難勧告が出ていて家族がどこへ行ったか分からないと言っていました。
また、危うく津波で水が家の中まで入ってくるところだったと言っていました。
もう一人はスキーに出かけていて帰宅の途中だったらしく無事が確認できました。
仙台の知り合い2名も無事の確認は取れましたがそれ以外は音信不通・・・・
みんな無事だといいのですが。
引き続き連絡はしてみるつもりです。
今回は実におかしな地震だと思っていたら案の定、ピンポイントではなく、4箇所の震源地がありそこが続けて交互に発生させているようです。
そんなことでもしかしたらまた大きな地震が来る可能性は高いのでみなさんも十分に気をつけてくださいね。