目覚めた時には


優しく葉を揺らす


あなたの姿はなくて


ただ


温かく包まれた心地良さに


微かに気配を感じた


種は違えど


交わる道はある


ぐるりと丸い世界で


それはすぐそばにある


積み重なった大地が


そっと微笑んだ気がした