神さまが


そっと筆で撫でたみたいな空


でもあの色は


特別なものではなくて


誰の心にも見えているはずの


七色


光の波長を遮るように


時々やってくる影が


見えなくしているだけ


不安だったり


焦りだったり


妬みだったり


影は身近だから


単色だって楽しんで


気長に付き合うつもりでいよう


自分とわかり合えたら


あの色に


会いたいの