知らず芽吹いていた


あなたはだあれ


植えたものはなんだっけ


過去の自分が埋めた種


時々


荒れた土壌の隅で


そっと目を覚ましてく


見つけるたびに


心はゆっくり耕されて


自分を好きになっていく


今ならちゃんと


お水をあげられるよ


ありがとうありがとうって


積み重ねてきた自分に


ありがとうって