ぽとりと音がして


草むらに君を見つけた


こんにちは


挨拶をして


また君の声を聞くことができるんだね


つぶやくと


無意識に


口角が上がっていたことに気がついた


雨が止んだんだね


そう言って君は


葉の裏に消えていった


勝手なストーリーをつくる僕を


君は知りもしないだろう


だけど


会える季節を


楽しみにしていたんだよ


僕しか知らない


小さなご近所さん


また夜に


門灯の下で会いましょう


僕に笑顔をありがとう