もやもやを集めて


集めて集めて集めて


袋はもういっぱいになってしまった


軽くて甘い綿菓子だったら


笑顔でむしゃむしゃと


食べてしまえるのに


抱えきれずに放り出した


もやもやはもくもくと集まって


雨が降った


空が泣いている


私の代わりに


空が泣いている


私の肌を


草木を


土を潤して


恵みになり


巡る巡る


手放してよかったと


覗いた袋の底には


ありがとうが残っていた