誰にも触れられていない



まっさらを汚していく


罪悪感


音を立てて踏み締める


高揚感


完璧を求めて


欠落が好きで


満ち足りた月も


一秒ごとに欠けていく


その様がたまらなくて


まだ受け入れられない


自分の不完全さも


愛おしく思える朝がくることを


信じていられるんだ