男なら強くありたいものです。
現代社会における強さとは様々な部類があると思います。
経済力、コミュニケーション能力、精神力、体力、ルックスなど。
最上を目指して様々なスキルを磨いていきたいところです。
昨日、こんな本を買いました。
亀田史郎さんが書いた闘育論という本です。
史郎さんの鋭い目力が本のタイトルを物語っています。
どんな精神で子供達を世界チャンピョンまで育て上げたのか。
非常に気になります。
前に読んだ本で面白かったのは、早田英志さんによる「死なない限り問題はない」という本です。
秀才番長として勉強もでき、腕っぷしも強かった早田さんは30代の頃コロンビアに行きます。
その頃のコロンビアは人を殺めることに躊躇がないような荒くれものが沢山いたそうです。
そして、そのコロンビアで早田さんはエメラルド王と呼ばれるまでにのしあがります。
そうしたコロンビアでの日々を回想しながら人生とは何か、どう生きるべきかを熱く語った名著(めいちょ)です。
僕個人の感想としては、理不尽な上司は直接ぶちのめせ的な事が書いてあって少し勇気を貰えました。
日本社会の一般的な考えでは、
理不尽な上司への対処法はスルーするとかもっと上の上司に相談するとか職場を変えるとかだからです。
売られた喧嘩は買うという早田さんのスタイルは男がシノギを削るような世界では必要不可欠のようです。
海外の情勢をニュースや本、SNS等で見るたびに思うことがあります。
それは、日本はめちゃくちゃ平和で優しい国ということです。
治安は良いし、福祉制度もとても充実しています。
世界一平和だと思います。
海外の刑務所は殺人が頻発しているのに、日本の刑務所では殺人は滅多に起きません。
銃を持っている者なんかヤクザ者か警察ぐらいで、こんな平和な国ありますか?という話です。
逆に言えば平和ボケした日本人は戦争になったら弱いという意見もあります。
ウクライナ情勢や中国の台湾侵略計画、北朝鮮のミサイルなどのニュースを見ると戦争が起きる可能性は無きにしも非ずです。
有事の際を考えると、日本は弱い立場にあると思います。
ですから、降りかかってくる火の粉を払う強さは必要でしょう。
でも、本当にそれが強さなのでしょうか。
真の強さとは、相手を許し寛容な態度を取る優しさではないのかと思ったりします。
意見が分かれそうですが、強さを追い求める先にあるのは優しさではないかと思うのです。
社会問題になってるいじめ問題があります。
いじめるという行為は自分がいじめる相手より優位であることを感じるために行う弱い者の行為だと思います。
本当に強い者はいじめません。
いじめなくても自分が強いことが分かるからです。
真の強さとは優しさである。
そう思うことのできる人で溢れる世の中にしていきたいものです