前にも確か書いたことがある話。
長女を出産したとき、わたしは20才だったんだけど
陣痛まっさかりの痛みMAXなにこれ状態で
思わずイタイイタイと声が出てしまい
そんで看護士さんや女医さんに何度も言われたのが
「子どもが子どもを産むようなもんだから(そんなに痛がってだらしない)」
「若いから・・・・アナタも痛いだろうけど、お腹の赤ちゃんはもっと苦しいんだよ(自分の苦しみだけクローズアップすんな)」
なぜか
それを言ったかたは全員経産婦で
そして
「痛いよね?」と(痛くていいんだよ)と言ってくださったかたは
全員 まだ出産経験のない若い女性の看護士さんだったり
一生出産を自分で経験することのない男性医師だったりした。
このことから
「同じ辛いことの経験があるひとのほうが辛さをわかってくれる」
わけではないということを知った。
べつのとき
雑菌が入って膿が溜まってしまい
病院に行ったら
男性医師が
「まず膿を注射器で抜くからね」
と、とてつもなく太い注射針の付いたとてつもなく太い注射器を見せて
「場所が粘膜だからすごく痛いと思うけど、あまり細い注射器だと何度も抜かなければいけないから
そっちのほうが痛みが長引くから」
と、とても丁寧に優しく説明してくれて
これから刺しますねとか、状況を逐一報告しながらしてくれて。
献血のときのような太い針を見たときは顔面蒼白だったけど
その優しい言いかたと
それから終始、仰向けに寝ているわたしの顔の横あたりで
わたしの手を握りながら
「痛いでしょう?」と心配そうな表情で言ってくれてた若い女性看護士さんのおかげで
身をよじって逃れたいぐらいの痛みはあったけど「不安」は一切なく
無事におとなしく治療を受けることができた。
子どものころは病弱だったので
辛い治療も数々あったけど
怖くて思わず身体を動かして避けようとして
「・・・・・・これしないと治らないよ。いいの?」
と不機嫌そうに吐き捨てるように言う医師にも何度も遭遇して
余計に恐怖心が増大したし、「聞き分けないねえ」と馬鹿にしたような視線に罪悪感と羞恥心も覚えた。
アンタも苦しいだろうけどお腹の赤ちゃんのほうがもっと苦しいんだよ
も
これしないと治らないよ。そんなに抵抗して治らないままでいたいわけ?
も
実に本当に100%正論だ。
「痛いでしょう?」は
「でもしないと治らねーからきちんとしてろよ」という正論ではなく
気持ちに寄り添ってくれたわけだ。
それはもうありがたいし、もう本当にありがたいわけで
そんでなにが言いたいかというと
そういうこころの部分を
正論で責めることを
わたしはわたし自身にしていて
こんなことしたってどうにもならないでしょとか
あーダメだなーとか
でもそれを
「そりゃーやだよねー。したってしょうがないと思うよー」とか
「ダメとかじゃないよー」とか
こころに寄り添うことを、自分が自分にすることも大事なんじゃないかという
ちょっとスピリチュアルがかった話。
だって「痛いでしょう?」って寄り添ってもらって不安が消えたなら
痛くたって我慢するのが正しい姿。はキツいから
それを長い間続けているわたしはドMかって話w
昨日の中秋の名月は
雲の隙間から少し見えて綺麗でした。








