anhaltende | ひょうたん3つ

ひょうたん3つ

★☆★☆★☆★ 

.




ここは別のホールで

本当に存在するのか

少し訝しく思う






表紙の上で息苦しく呼吸する私は

昏睡状態で

時折途切れながら

長い永い夢を見ているのかもしれない






父におやすみのキスをする幾晩とは違った紙面で

魔法の粉が効いた私の脳粱とは

メビウスの輪でさえない

何も呼応していない






ネットワークに騙されて

記憶も嘘をつきはじめる





ネガの色に困惑して

多面体な事を習うのよ






だから

巻末に進むのを拒んで

冷えた言語野に

ずっと微弱電流を送る






永遠に目覚めないように





.