蝋燭 | ひょうたん3つ

ひょうたん3つ

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あの頃が今だったのは
嘘なのかもしれない




初めのページ
かじかんだ細い枝に
冬が頬を撫でに来る




低い屋根に隠れて
笑いながら尋ねた
この次ねって




優しくて冷酷な狭い影
音のない壁が本当なら
昨日もおとといも幻影になる




幾晩の暦が闇に沈んで
時折照らされる




明日を知らなくても
厚い背表紙に触れて
糧が凍る前に




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