フランスの3人の作曲家:ドビュッシー、ラヴェル、ショーソンのピアノ三重奏曲をトッパンホールで聴いた。

演奏はパリ国立音楽院に在学時代に結成し、長年グローバルに活動しているピアノトリオ『トリオ•ヴァンダラー』。



プログラム
■ドビュッシー ピアノ三重奏曲 ト長調
■ラヴェル ピアノ三重奏曲 イ短調
■ショーソン ピアノ三重奏曲 ト長調 Op.3

トリオ•ヴァンダラーの息の合った演奏は素晴らしく、その緻密なアンサンブルの響に惹き込まれた。

私はラヴェルが好きなので、狙い目はラヴェルであったが、実際全く期待通りであった。

第一楽章の出始めを聴いただけで身震いがした。
ラヴェルの美しさと、色彩豊かなファンタジーさと、また最終楽章の高まりを見事に演奏していた。

ドビュッシーのトリオ曲は、彼が学生の時の若干18歳の作品で、ドビュッシーらしさも垣間見られるが、まだまだ私の知る印象派のドビュッシーと程遠い感じがした。

ショーソンのトリオ曲も、まだロマン派の匂いがする作品で、私にとっては初めて聴く曲と言うこともあり、今回はただただ演奏者の巧さ、特にチェロ奏者の技術の高さと17世紀の名器の響きに感心して聴いていた。