また、ハウツー本、或いは自己啓発本に手を伸ばしてしまった自分をどうかと思ってしまうのだが、
新しい上司の対応に苦慮している今の自分にとって、ヒントを与えてくれる良い本だった。
これまた実践しないと意味がないわけだが、今日も早速、上司との面談がうまくいかず、
くよくよと悩んでいる自分に対して、ノートに「できごと」「感じたこと」「のはなぜか?」を書き出し、
そこから見えてくる「結論 (Why)」とそれに向かうための「行動 (How)」をひねり出してみた。
こういったことも積み重ねなのだろうが、その積み重ねが何に向かわせるのかがイメージが湧かない。
ただ、それなりに意味のあることなのだろうと想像はできる。
しかし、その程度では、覚悟をもって、積み重ねることにはならないだろう。
結局は自分がどう生きたいのかという問いに行きつくわけで、その問いに対する答えがなければ、
何をするにしても覚悟がないことになってしまい、困った話である。
わからないのであれば、まずはやってみる、ということがひとまずの正解のはずであり、
覚悟の話はさておき、まずはやってみよう。
ステップ①:ためる(「できごと+感じたこと」をメモする)【What】
・心が動いたできごとをメモでためる(できごと+感じたことをセットでメモする)
・メモは短くてもOK
・メモの数は1日1つ
ステップ②:きく(頭に浮かんだ言葉をノートに書き出す)
・「のはなぜか?」を足して問いをつくる
・遠慮なく使えるノートとペンを用意する
・3分間で5つ以上を目標に、とにかく書き出す
・頭に浮かんだ言葉を、そのまま文字にする
・ノートを書くタイミングは、その日の夜
ステップ③:まとめる(現時点での「結論」を1行で書く)【Why】
・印象的な言葉をピックアップする
・シンプルな1行の「結論」にまとめる
ステップ④:そなえる(今後の「行動」まで言語化しておく)【How】
・結論としてまとめた思いや意見を、これからどう活かしていくのか、その具体的な「行動」まで言語化しておく
・「結論」をもとに、「そこにつながる行動とは何か?」を考えて、言葉にしていく。(例:「相手に認めてもらえる」ために必要な行動を書き出していく)
1. 言語化に必要な能力
-
コピーライターは思いつきで言葉を出す職業ではない。長時間の自問自答を経て、1行にたどり着く
-
コピー制作の9割は「聞く」作業で、主に「他者の声を聞く」「自分の声を聞く」の2つ
-
自分の頭の中を言語化するには、「自分で自分の話を聞く力」が不可欠
-
自分にインタビューするように問いかけ続け、答えを探るのがコピー制作の本質
-
思考とは「自問自答」であり、思考の量=自問自答の量、質=自問自答の質
-
聞く際は「相手の言葉を引き出す姿勢」が重要
-
相手の辞書(語彙の意味の解釈)を理解する意識をもつ
2. 自分の話の聞き方
-
「感じたこと」だけではなく「できごと→感じたこと」の順で聞く
-
アドバイスではなく、語りたくなる問いを投げかける
-
言葉の意味を深掘りする問いを意識する
-
答えはすでに自分の中にある。それを言語化する作業が重要
3. 思考をまとめる訓練(4ステップ)
-
ステップ①:ためる(What)- 1日1つ、心が動いた「できごと+感じたこと」をメモ
-
ステップ②:きく - 「のはなぜか?」をつけて問いをつくり、3分間で5つ以上ノートに書き出す
-
ステップ③:まとめる(Why)- 印象的な言葉をピックアップし、シンプルな1行の結論にまとめる
-
ステップ④:そなえる(How)- 結論をどう活かすか、具体的な行動にまで言語化する
4. 手書きノートの効用
-
非日常の時間をつくれる
-
本音を言語化しやすい
-
定期的に見返せる
-
手を動かすことで、思いがけない言葉に出会える
