同著者のプロジェクトマネジメントの基本が全部わかる本」が良かったこともあり、
また、自分自身も引き続きプロジェクトに関わることが多く、本書を手に取った。
本書はプロジェクトの成功に導くためのポイントをまとめてくれており、
前提として持っておかなければいけない考え方を示してくれている。
この前提を組織内でも共有しておかないと火傷をしてしまうことになるのだろう。
一方で、これからもプロジェクトをこなしていくことを考えると、
前著で都度復習せねばならないとの思いもよぎり、また前著も読んだ方が良い気がしてきた。
プロジェクト成功のポイント
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不安やリスクの共有
- プロジェクトの鍵は、不安やリスクを早期に共有し、適切な方針を立てること。チームの声を聞き、リスクや問題をキャッチし、ゴールに向けて舵を取るのがプロジェクトマネジメントの役割。
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メタ認知の活用
- メタ認知とは、自分や他者の思考や行動を客観的に捉え、全体を俯瞰して判断する能力。これにより、プロジェクト全体を的確に理解し、適切な判断ができる。
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プロジェクト失敗のパターン
- 組織マネージャーとプロジェクトマネージャーの兼務は失敗の元。プロジェクトは専門のプロに任せるのが鉄則。組織とプロジェクトのマネジメントを分けることが重要。
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プロジェクトとルーチンワークの違い
- ルーチンワークは正確性と効率性が重視され、コスト削減が目的。一方、プロジェクトは新規性があり、柔軟な思考と挑戦が求められる。
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進捗管理とコミュニケーション
- プロジェクトは計画からずれるのが常。進捗遅れの報告は歓迎し、攻撃的な言葉は避ける。必要なのは「エビデンス」「ファクト」「タイミング」。
- 信頼関係を築くため、時間や約束を守り、自分も積極的に行動する。
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リーダーシップとストレス対策
- リーダーシップは後天的に身につくもの。同じ境遇の仲間を見つけ、孤独感を和らげることも大切。また、失敗は悪ではなく、振り返りが重要。ストレス解消法も持つべきで、競争のない精神的に満たされる活動がおすすめ。
