武家屋敷 | 『空空寂寂』

武家屋敷

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昨夜角館に到着

バスのりばに寝袋を敷いて一泊 


早朝に目覚めたので、人気のない武家屋敷を原付で散策しました



想像していた以上に、街並みが綺麗でふぃーりんぐー 
みくびっていた訳ではないが、観光ポスターなどで"小京都"とあったので
作られた感があるのでは、、、とあまり期待していなかったのです


しかし、葉桜のトンネルと共に迎えてくれた武家屋敷は、当時の面影そのままに情緒と気品に満ち溢れていました


例のごとく、携帯を構えて写真を撮りまくってると 

庭で草むしりをしていたおば様がら声をかけてくれました 


「あの通りの向こう側が
外町(とちょう)商人の町
こちら側が内町(ないちょう)武家の町なんですよ」
 
なるほど、通りを境に雰囲気がまるで違う 

お城(今は無き)に近づくほど上流の屋敷となるそうです 

直系の子孫が後を継いでる屋敷もいくつかあるそうで、そう思うとたった何世代か前のご先祖様がここに侍として地球を生きてたんだな、と実感して不思議を感じる


色々なお話を聴かしてくれた、川崎に息子が住んでいるというおば様


別れ際に


素晴らしい垂れ桜ですが、もう散ってしまいましたね、と僕が言うと



「この若葉が茂る頃が生き生きとしてて一番良いんですよ」 





そうだ



「散った散った」という概念に捉われててはいけない 


散るものもあれば、生まれるものもあるんだ 


春だもの! 元気が湧いた
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