昨日行った日帰り温泉はほぼほぼおばあちゃんだった。
温泉の湯は熱かった。
あるおばあちゃんは、一人ひとりに「今日のお湯、熱くない?」と聞いて回っていた。
そのたびに常連らしいおばあちゃんに「いや、普通よ。」と回答されていた。
私は聞かれなかったが、常連じゃないので熱かった。
洗い場にまで杖をついてやっと歩けるおばあちゃんも数人いた。
見ていて危なっかしいと思ったが、そこまでしてお湯に浸かりに来たいのだ。
脱衣所でご近所の常連さんらしきおばあちゃんたちが会話していた。
A「あら、どうも、最近どう?」
B「具合悪くない時ないね。いっつもどっか痛いよ。」
A「そうだよねえ、この年なら仕方ないよねえ。」
B「どこも痛くない人、羨ましいよねえ。」
A「あ、そうだ。これさっき郵便局からもらってきたの、あげるわ。」
B「あら、いいの?」
A「食べ物でないから腐らないから、ね。」
B「そうだねえ、ティッシュはなんぼあってもいいよね。」
ポケットティッシュ...。
近所のおばあちゃんたちにとって日帰り温泉は社交の場なのだ。
どうでも良いような会話でも話相手がいるのは幸せだ。
このような環境にいるおばあちゃんたちがちょっと羨ましかった。