散歩する道に石が並べられていた。

よく見たら鳥の巣もどきもあった。

石にはカラフルでキュートな鳥のイラストが書いてあった。

私はスズメしか遭遇出来なかったが、他にも色々生息しているようだ。

もっと先を行くと「この道を愛してくれてありがとう」や「一緒に掃除しましょう」みたいな言葉が書かれた石も置いてある。

私は想像した。

きっと心と生活にゆとりのある人がやっている活動だ。

日々散歩できる時間のある人、あくせく働かなくても良い人、鳥を愛でる精神的な余裕のある人。

キュートな鳥を描けるセンスのある人。

この活動が無意味だと思ってない人。

私はかなり暇だが、まだこの境地には至っていない。

将来的にはこの境地に至ってみたいものだ。