お昼寝中にピンポーンと鳴って起こされた。

宅配便か?と思ったら違った。

ヤクルトで働かないかとのお誘いだった。

丁重にお断りした。

チラシだけ受け取った。

元職場にも毎日ヤクルトさんが来ていた。

雨の日も雪の日もいつも自転車だった。

私よりも年上な人だった。

明るくて愛想が良くて元気でヤクルト配達が天職じゃないかと思うような人だった。

出来るだけ知らない人と接したくない自分には無理な仕事だ。

しかし、謎なのは何故私のところにお誘いがきたのかだ。

あてもなく適当にピンポンしていたのではまったく効率的ではないだろう。

きっと暇なオバさん名簿がどこかで出回っているのだ。

怖い世の中になったものだ。