「デジタルダイエット」と言う言葉がある。
スマホ画面を見ない。
ダラダラTVを流さない。
ネットサーフィンもしない。
デジタル情報の摂取を控える。
それを宣言すれば「デジタルダイエット宣言」になる。
でも、自分はそういう宣言はしない。
母はよく何かにつけ宣言する人だった。
そして、それはいつもあっけなく覆されるのだった。
私は母を見て宣言することの無意味さを学んだ。
何より、宣言をして宣言どおり実行出来ない自分に失望したくない。
「デジタルダイエット」については、宣言をせずとも、最近、自分の身体が自然にそうなった。
不思議なことに家にいる時間が長くなったにも関わらず、TVや動画を観る機会が大幅に減った。
スマホをいじる回数も減ったように思う。
朝ドラは継続しているが、TVもあまりつけない。
TVerもYouTubeもあまり観なくなった。
ラジオもそれほど聴かない。
これは、一過性のものであろうと自己分析している。
そもそも、ばりばりのテレビっ子だったのだから、本質はそう簡単には変わらないはずだ。
そんな中、先日たまたま観たYouTube動画で思いがけず泣いた。
それはエガちゃんのスピーチ動画だ。
ふざけた格好なのに話している言葉が刺さってきて泣けた。
もう一つ、たまたま昨日新聞で見つけて観たドラマ「雪国」に感銘を受けた。
少ない言葉に含まれる意味の深さ、その言い回しや台詞の間に想像力が掻き立てられる感覚。
CMなしで1時間半も観ていられた。
原作があるドラマを先に観てしまうと原作を読みたくなくなる傾向にある自分が、「雪国」は是非読んでみたいと思った。
あまりに有名な小説で今更な気もするが。
勝手な推測だが、あまり脳に情報を流し続けるとどこかの感覚が麻痺して、本当に必要な情報を得にくくなるのではないかと思う。
私の脳は、これまで情報過多だった。
もしかして、これは私の脳が自己防衛的に働いて、脳に良い影響を与えて正常化しようと、勝手に実行しているのかも知れない。
いつ元のテレビっ子に逆戻りするかは分からないが、今、確かにストレスフリーだ。