朝、出かける寸前、手から血が出ている事に気がついた。
左親指の甲の付け根に縦に傷があった。
何かで切ったのだろうが、記憶にない。
とりあえず絆創膏を貼ってみたものの、場所が悪すぎた。
親指と人差し指の間から、ペラペラ剥がれてきた。
しょうがないので、今度は親指に沿って縦に貼りなおしてみた。
これも失敗だった。
粘着面は剥がれないが、傷を覆う部分に隙間ができてパカパカするのだ。

職場に到着してから、服に血が点々とついている事に気がついた。
白い服の正面の裾に2箇所。
朝から一日どんより確定だ。
そうは言っても仕事はしなければならない。
しばらくすると、傷の事は忘れていた。
そんなに痛くはなかったし、左手だから絆創膏がパカパカしてもそれほど気にならなかった。
無事定時まで働いて家に帰った。
いつもどおり、玄関にあるアルコール消毒剤で手を消毒した。

あー!しみるぅ。

完全に傷を忘れていたのだ。
そういや、服にも血がついてたんだっけ。
思い出してまたどんよりした。