朝からケチが付いた。
思い出すのも嫌だ。
自転車でぶつかりそうになって、相手に「バカ!」と暴言を吐かれた。
反論する間もなく通り過ぎていった。
普段どういう気持ちで暮らしていれば、とっさに「バカ」と発言できるのだろうか?
私が悪かったのかも知れないが、すかさず「バカ」って言える神経が分からない。
考えても仕方ないので、忘れるべく仕事に励んだものの、昼休みに横から聞きたくないような話が聞こえてきた。
思い出したくもないが、要は私の存在に気付かずに、私が気にするようなことを言われたということだ。
どうでも良いのでこれも無視しようと思ったが、妙な空気になっていたので、自分で「聞こえてるからね!」と言って笑いを誘った。
実に不愉快だった。
嫌な事を忘れるべく、仕事に集中しようと昼休みも頑張って働いた。
年末になるとやたらと仕事が回ってくる。
かなり仕事が進んだところで、電話が来た。
電話に応じてパソコン画面を操作したら、せっかく入力したデータの保存を忘れて閉じてしまった。
3時間の作業が完全に消えた。
泣きそうだった。
これは自分のうっかりだけど、あんまりだ。
必死に挽回して何とか今日の目標を終えた。
こういう日はまっすぐさっさと家に帰りたい。
家に帰ってまた失敗に気が付いた。
今日は親方がいないのだった。
そう、買い物をする必要があったのだ。
冷蔵庫がスカスカだった。
なぜなのだろう?
ツイてない日は不運の連鎖はあるのに、調子良い日って特にラッキーの連鎖がないような気がする。
そしてツイてないと思った瞬間からその日一日復活できない。
さっさと寝て明日に期待するしかないな。