昨日から頭痛が酷かったので、今日は休みをもらった。
朝遅めに起きたら雪がもさもさと降っていた。
昨日のうちに休み申請しておいてよかった。
ロキソニンを飲むほどではなかったが、やはり頭が重かったのでダラダラ過ごした。
午後になり、外を見るといつの間にか晴れていた。
外からガリガリと音がし始めた。
この音は私を悩ませる。
いつ外に出ていくべきか?
まだ頭が痛いのよね。
あー、出て行きたくないわあ。
でもうちの駐車場もなんとかしないと後が困るよなあ。
悶々としているうちに、ガリガリ音がしなくなった。
外を見ると、ガリガリしていた人がいなくなっていた。
まだ明るいし、今のうちだと意を決した。
スコップを持って長靴を履いて完全防備で外に出て、1人で黙々と雪かきを始めた。
いざ雪かきを始めると私はもしかしてこの作業が好きかもしれないと思う。
なんというか、終わった後の達成感といい汗かいた感とちょうどいい筋肉痛が嫌いじゃないのだ。
そして、やめられなくなる。
自分の駐車場の周辺道路まで進出すると、この先どこまでもやるべきかと悩むことになる。
3人程があいさつをしながら、そそくさと通り過ぎた。
郵便配達の人に「ご苦労さまです。」と声をかけられた。
男子中学生が帰ってきた。
私を見ると、ちょっと驚いた顔であいさつをしてくれた。
この子はいつも母と大声で揉めている子だった。
数分後、男子中学生がスコップを持参して外に出てきた。
ベランダから母親が指示を出していた。
しばらく2人で雪かきをした。
気が付いたら汗だくになっていた。
だんだん空も暗くなってきた。
男子中学生のテリトリーと私のテリトリーが接するあたりまで雪かきが進んだところで止めることにした。
「あとはまかせたぞ、少年よ」と心の中で呟き、オバサンは撤収することにした。
その後、真っ暗になるまでガリガリ音は続いた。