14時半頃、母が突然「ワインどこにしまってある?」と聞いてきた。

私は保管場所を覚えていなかった。

すると母は珍しくすんなりと食器棚の下の方に保管されていた2本のワインを発見した。

それは、入院前に母に所望されて買ってきたものだった。

母は最初は赤ワインがお気に入りだった。

どっかから白ワインが身体に良いと情報を入れた母は、白ワインも試しに買って来たのだった。

赤と白どちらも未開栓のもの。

 

ペットボトルなので母も簡単に開けられる。

観察していると、赤か白か迷った末に赤を開けた。

母はコップに注いで、そのまま立ち飲みした。

「あー、ちょっとホワっとしてきたわ。」と母。

 

いいのか?

まだ14時半だよ。

と思いつつも別に車運転するわけでもないからなあ。

お酒禁止されてないしなあ。

今日は寒いしなあ。

でも昼から飲んだことは知ってる限り今までなかったぞ。

ほんとにボケのかなあ。

 

などと考えてみてもしょうがない。

好きにさせよう。

嘘つかれても追及しない。

もう人混み行くのも止めないんだ。

正面からぶつかっていても精神的に疲れるだけだ。

他人に迷惑かけない限り良しとしよう。

退院して3ヶ月も元気に過ごせたのだから、これから先は本当にオマケの人生だ。

 

母のように宣言はしないけど、そう対処しようと思う。