先日、仕事を終えて駐車場から
部屋まで相方君と電話で話しながら
歩いていたら、道路の真ん中に黒いものが。

近づいてみたら猫でした。

車にはねられたのかな
じっと丸まって微かに動いてる。


口から黒っぽいものが流れていて
明らかに様子がおかしい。
そのまま見なかったことにすることも
できましたが放っておけませんでした。

時間は深夜の1時くらい。


一度部屋に戻って、相方君と
弱ってる猫はどこに連絡するべきか調べて
このままでは本当に車に轢かれてしまうから
とりあえず、すぐ横にあるゴミステーションが
ブロック塀で囲まれているので、そこへ
抱き上げ移動させました。

ティッシュで口もとを拭くと
透明だったので、ヨダレが垂れていたんだと
少しだけ安心して、また部屋に戻り
小皿に猫用のペーストご飯を用意して
猫のもとに行ったら姿がない❗

すると、ステーションの前の家の男性が
庭でゴソゴソしていたので

『すみません、ここに弱った猫いませんでしたか?』

『あぁ❗今帰ってきたんだけど、轢きそうになって
危ないから庭に連れてきたよ。
もう10歳くらいになるんだけど、目も見えなくて
よく庭に来て寝転がってるんだよ』

良かったぁ❗
持っていたご飯を渡して部屋に戻り
相方君にも報告したら、相方君は深夜でも猫を
保護してくれるところを探してくれていたそう。

野良でかなり弱っていたので、病気もあるだろうと
念のため手袋をして抱き上げましたが
ほんとにガリガリで、いつも抱っこしている
リンリンの感触と違いすぎていた。

善人ぶる訳じゃない
ただ、見てしまったものを見なかったことに
目の前で弱っている猫を放置しておくことが
出来なくて。

うちにはリンリンがいるので
面倒は見てあげられないけれど
せめて轢かれないところに移動させて
少しでも食べて動けるようになるならと・・・

優しい方の庭で保護して貰えて良かった。

部屋で何も知らないリンリンが
遊んでくれと飛びかかってきて
涙が出てしまって、更に大切にしてあげなくちゃ
いけないなと感じました。