以前、紅虎餃子房で食事をした後
デザートに 生まれて初めてのものを食べました。
黒ゴマアイス
初めましてなのに、出会った瞬間
恋に落ちてしまいました(単純)
帰ってからも忘れられず
体が欲して止まない感じ(笑)
モノは試しだ❗作ってしまえ❗
色々とレシピを見ていたのですが
まぁ、バニラアイスと練りゴマを混ぜれば
いいんじゃね?
ってことで、試しにお安いバニラアイスと
練り黒ゴマを購入
えぇ、いきなりハーゲンダッツとかには
手を出さないわ❗
失敗したら、損した気分で凹みそうだから。
今まで職場に手作りのものを
持参することはしませんでした。
私のイメージが《料理をする人》と
掛け離れているっぽくて
それこそお菓子作りなんてしそうにない❗
そんなところへ社交辞令なのか
「手作りのお菓子、食べてみたいです」
最初は断っていたけれど
「ずっと待ってるのになぁ~」
そこまで言ってくれるならと思い
作ったら喜んでくれて
また作って欲しいと・・・
仕事の後に、とびきりの笑顔で
私が作ったケーキを頬張ってくれる
それだけで幸せな気持ちになる。
「おいしい!」
このひと言は 作り手にとって何よりの賛辞
なるべく人付き合いを避けてきた私にとって
涙ぐんでしまいそうなほど嬉しかった。
母に作った最後の料理は冷やし中華だった。
暑い夏の夜、もうすぐ入院してしまう母が食べたいと・・・
私が食事の介助をし、全部食べてくれて
ふと母の顔を見ると涙を流していた。
「凄く美味しかった。ごめんな」
私の右手に残る傷痕をさすりながら泣いていた。
この言葉を聞いたら、今までの辛い思いなど
どうでもよくなってしまった。
この人がいなければ、私はいなかったんだから。
もっと早く普通の母と娘になれていたら・・・
そう思わずにはいられなかった。
「おいしい!」
私にとって、この言葉はとても特別