性同一性障害 内定なしで訴訟
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080213-00000038-mai-soci
この事件については、わたしは立場上慎重な発言が求められそうなところだが……
(実はそのこともあってここ数日「荒れてた」……ダメじゃん)
以下、あくまで個人的見解。
(しかも書きなぐりに近いので、乱暴なことを言ってる部分は誰か指摘してください)
なぜカミングアウトしない?
わたしは「隠して生きる」ことには基本的に反対。
「元の性別なんかこれから生きていくのに絶対に知られたくなんかない」なんて、自分の過去の人生を全部否定しているようなもの。
それに、隠して生きていけるほど、世の中甘くないと思う。
いちいち「わたしは性同一性障害なんですよ~」なんて言いふらさなくてもいい。
でも、それが必要な場面ではちゃんと明らかにして、その上で堂々と胸を張って行動するべきだと思う。
FTMに対しては「男だったら毅然としろ!」と言いたい。(隠したがるのは何か「女の陰険さ」に見えてしまう)
MTFに対しては「女は弱いものと勘違いするな!」と言いたい。(「実は男の方が女より弱虫」というのを見せつけられているような気がしてしまう)
「ノンカム論」というのがある。
「カミングアウトなんかして生きていくのはおかしい」と言われる。
正直、わたしにはそう主張する人の気持ちはほとんど理解できないので、かみ合わない意見を口にするのはできるだけ避けてきたけれど、
今回の事件を思うと、どうしても言わずにはいられない。
「誰にも言わずに隠して生きるなんて不可能なことをしようとするな!迷惑だ」
実は、以前ある人と話していて面白いことに気づいたことがある。
わたしは「カムアウトすべき」と言い、相手は「カムアウトなんかするものじゃない」と言う。
でも、具体的なことを話していったら、どうやら同じことを違う言い方で言ってるだけだったみたいなのだ。
わたし「就職の際には最低限必要な人にはカムアウトする。だからカムアウトは必要」
相手「最低限必要な人以外にはいちいち言う必要はない。だからカムアウトは不要」
結局就職の際には担当の人には言う(=カムアウトする)んじゃん。
肯定文か否定文かの違いしかない(笑)
はっきり言います。
絶対にそうしろ、と強制する力も権利も資格もわたしにはないけれど、「カミングアウトなんかしたくない」と思って生きている性同一性障害の当事者のみなさん、
最低限必要な場面では本当のことを言ってください。
具体的には、就職の際には性別を「詐称」しない。
だからわたしは、性別を問われそうな就職は一切しないことにしました。
嘘はつきたくないし、だからといって性別欄に「男」なんて書くのは真っ平ごめんだし。
わたしにできる精一杯のささやかな抵抗。
(本当は履歴書に性別欄なんかあること自体が間違いだと思っている)
<「特例法」だって、嘘をつかないための法律、と言えないこともない。
確かに「戸籍変更ができる」ということを定めた法律だし、下手すると「戸籍変更できた=『正しいGID』、できなかった=『間違った、偽の???GID』」とされるような「新たな差別」を生みかねない危険な側面も持っているかもしれない。
けれど、その危険を軽減するには、戸籍変更できていない当事者が「戸籍上は男(女)ですが女(男)として働かせてください」と、胸を張って求職先に突きつけていくことを、仕事をする能力と良識のある当事者が積み重ねていくことがいちばんの道なのだと思う。
要は、GID当事者が(少なくとも日本の)社会で決して「有害な存在」などではない、非当事者と一緒にふつうに暮らしていける存在なのだ、という実績を積み重ね、社会の「多数派」の人々に認めてもらうことが必要なのだ。>
戸籍の性別変更ができたら、もしかしたらあえて言わなくてもいいかもしれません。
「書類上の問題」はないから。
でも、それでもデリケートな問題を含む場合があるので、「どうしても必要」と思われる時には勇気を持って打ち明けましょう。
(闇雲に「もう関係ない、絶対に誰にも打ち明ける必要はない」と思い込むのはむしろ危険だと思う。性別変更を済ませた方、どうか思慮深く生きてください。
わたしだったら、仮に性別変更できて結婚できることになったとしたら、結婚する相手、これからの人生をずっと共に生きていく人には、自分の人生を全て打ち明けたいです。いえ、そうしなければ共に生きていくことはできないだろうと思います。
「生まれた時から女の子でした」みたいに「詐称」して結婚生活を続けるなんて、わたしには絶対にできません。同じ過ちはもう繰り返したくはないです……)
あ~あ、ぶっちゃけてしまったら、なんだかかなり過激な内容になってしまった。
でも、わたしだってかれこれ10年もこのことを自覚していろいろ考えてきた。
そして、その期間も含めて、21年と311ヶ月ほど(笑)生きてきた年月もある。
その日々の中から出てきた答え。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080213-00000038-mai-soci
性同一性障害(GID)による就職内定取り消しは違法として、男性として暮らす女性(33)が、広告デザイン会社「アドテクニカ」(静岡市駿河区)を相手に、慰謝料など約198万円の支払いを求めた損害賠償訴訟を静岡地裁に起こしていたことが分かった。
訴えなどによると、女性はGIDを告げずに下村岳雄社長らと面談。昨年9月10日、「21日から勤務が決まった」と連絡があり、東京から市内に引っ越して、同20日に入社承諾書や性別が女性と記載されている年金手帳などを会社に提出した。
同日中に、会社から性別の問い合わせがあり、女性がGIDについて説明すると、翌日に会社から電話があり、「身元保証書を代筆したり、性別詐称をする人は信頼できない」などとして、内定取り消しと引っ越し代などとして10万円の支払いを告げられた。
女性の弁護人は「GIDと明かして就職活動をしても、現状では採用はまず無理。今回のようなケースが認められれば、GIDの人は生きる権利を奪われる」と批判。一方、下村社長は「性同一性障害だから取り消したのではない。身元保証人の署名を自分で書くなど、重要書類を偽造する人は信用できないと判断した」と話している。【浜中慎哉、山田毅】
この事件については、わたしは立場上慎重な発言が求められそうなところだが……
(実はそのこともあってここ数日「荒れてた」……ダメじゃん)
以下、あくまで個人的見解。
(しかも書きなぐりに近いので、乱暴なことを言ってる部分は誰か指摘してください)
なぜカミングアウトしない?
わたしは「隠して生きる」ことには基本的に反対。
「元の性別なんかこれから生きていくのに絶対に知られたくなんかない」なんて、自分の過去の人生を全部否定しているようなもの。
それに、隠して生きていけるほど、世の中甘くないと思う。
いちいち「わたしは性同一性障害なんですよ~」なんて言いふらさなくてもいい。
でも、それが必要な場面ではちゃんと明らかにして、その上で堂々と胸を張って行動するべきだと思う。
FTMに対しては「男だったら毅然としろ!」と言いたい。(隠したがるのは何か「女の陰険さ」に見えてしまう)
MTFに対しては「女は弱いものと勘違いするな!」と言いたい。(「実は男の方が女より弱虫」というのを見せつけられているような気がしてしまう)
「ノンカム論」というのがある。
「カミングアウトなんかして生きていくのはおかしい」と言われる。
正直、わたしにはそう主張する人の気持ちはほとんど理解できないので、かみ合わない意見を口にするのはできるだけ避けてきたけれど、
今回の事件を思うと、どうしても言わずにはいられない。
「誰にも言わずに隠して生きるなんて不可能なことをしようとするな!迷惑だ」
実は、以前ある人と話していて面白いことに気づいたことがある。
わたしは「カムアウトすべき」と言い、相手は「カムアウトなんかするものじゃない」と言う。
でも、具体的なことを話していったら、どうやら同じことを違う言い方で言ってるだけだったみたいなのだ。
わたし「就職の際には最低限必要な人にはカムアウトする。だからカムアウトは必要」
相手「最低限必要な人以外にはいちいち言う必要はない。だからカムアウトは不要」
結局就職の際には担当の人には言う(=カムアウトする)んじゃん。
肯定文か否定文かの違いしかない(笑)
はっきり言います。
絶対にそうしろ、と強制する力も権利も資格もわたしにはないけれど、「カミングアウトなんかしたくない」と思って生きている性同一性障害の当事者のみなさん、
最低限必要な場面では本当のことを言ってください。
具体的には、就職の際には性別を「詐称」しない。
だからわたしは、性別を問われそうな就職は一切しないことにしました。
嘘はつきたくないし、だからといって性別欄に「男」なんて書くのは真っ平ごめんだし。
わたしにできる精一杯のささやかな抵抗。
(本当は履歴書に性別欄なんかあること自体が間違いだと思っている)
<「特例法」だって、嘘をつかないための法律、と言えないこともない。
確かに「戸籍変更ができる」ということを定めた法律だし、下手すると「戸籍変更できた=『正しいGID』、できなかった=『間違った、偽の???GID』」とされるような「新たな差別」を生みかねない危険な側面も持っているかもしれない。
けれど、その危険を軽減するには、戸籍変更できていない当事者が「戸籍上は男(女)ですが女(男)として働かせてください」と、胸を張って求職先に突きつけていくことを、仕事をする能力と良識のある当事者が積み重ねていくことがいちばんの道なのだと思う。
要は、GID当事者が(少なくとも日本の)社会で決して「有害な存在」などではない、非当事者と一緒にふつうに暮らしていける存在なのだ、という実績を積み重ね、社会の「多数派」の人々に認めてもらうことが必要なのだ。>
戸籍の性別変更ができたら、もしかしたらあえて言わなくてもいいかもしれません。
「書類上の問題」はないから。
でも、それでもデリケートな問題を含む場合があるので、「どうしても必要」と思われる時には勇気を持って打ち明けましょう。
(闇雲に「もう関係ない、絶対に誰にも打ち明ける必要はない」と思い込むのはむしろ危険だと思う。性別変更を済ませた方、どうか思慮深く生きてください。
わたしだったら、仮に性別変更できて結婚できることになったとしたら、結婚する相手、これからの人生をずっと共に生きていく人には、自分の人生を全て打ち明けたいです。いえ、そうしなければ共に生きていくことはできないだろうと思います。
「生まれた時から女の子でした」みたいに「詐称」して結婚生活を続けるなんて、わたしには絶対にできません。同じ過ちはもう繰り返したくはないです……)
あ~あ、ぶっちゃけてしまったら、なんだかかなり過激な内容になってしまった。
でも、わたしだってかれこれ10年もこのことを自覚していろいろ考えてきた。
そして、その期間も含めて、21年と311ヶ月ほど(笑)生きてきた年月もある。
その日々の中から出てきた答え。