ミトコンドリアってご存知ですか?
あ、あれやね、知ってる知ってる、緑色のやつやろ。
それはミドリムシでんがな。
近年の研究で、ミトコンドリアが人の寿命や健康、老化、難病・・・などにめちゃめちゃ大きく関わっていることがわかってきました。
ぼちぼちと情報を共有させてもらいますね。
今回は、ミトコンドリアと糖尿病の関係をさらっと。
インスリンは余分な糖をグリコーゲンに変えます。
同じように、ミトコンドリアも糖をエネルギーに変え、血糖値を下げる働きを持ちます。
体内に脂肪酸が多すぎると、筋肉がエネルギーが豊富にあると勘違いするため、糖を取り込ず、余った糖は血液中に溜まってしまいます。
これが糖尿病になる原因の1つなんです。
それと
科学雑誌『Newton』2012年12月号の記事からですが。
ミトコンドリアから排出される活性酸素によっても病気は引き起こされる。
がん以外に糖尿病、高血圧、心臓病といった生活習慣病も活性酸素の増加が一因であるらしい。
2012年6月、活性酸素を多く排出するミトコンドリアを持つマウスは糖尿病や癌が起きると言う研究成果が筑波大学の林教授らのグループによって発表された。
しかも活性酸素を除去する抗酸化剤を投与すると糖尿病やがんの発生が抑えられた。
と言う事は
『過剰な活性酸素を発生させない良質のミトコンドリアを増やすこと』
そして
『活性酸素を除去するSOD酵素を増やすこと!』
といってもSOD酵素を増やすのは難しいのですが、方法はあります。
また、その方法は追って紹介できればと思います。
次回は認知症とミトコンドリアの関係について話そうと思っていますよ。