先日、東日本大震災関連の番組で、被災された自営業の人(寿司屋さんと美容室)が紹介されていました。
雇用保険がない自営業、彼らがこれからがどれだけ大変か、同じ自営業・自由業としては、身につまされましたよ。
震災などが無くても、病気をしたり、スランプに陥るだけでも、下手をすれば、生活に窮する自営業。
その時も一瞬不安になりましたが、そんなときはいつも、この詩を思い出します。
サミュエル・ウルマンの有名な詩をどうぞ
『青春』
青春とは人生の一時期のことではなく心のあり方のことだ。
若くあるためには、創造力・強い意志・情熱・勇気が必要であり、 安易(やすき)に就こうとする心を叱咤する冒険への希求がなければならない。
人間は年齢(とし)を重ねた時老いるのではない。
理想をなくした時老いるのである。
歳月は人間の皮膚に皺を刻むが情熱の消失は心に皺を作る。
悩みや疑い・不安や恐怖・失望、これらのものこそ若さを消滅させ、 雲ひとつない空のような心をだいなしにしてしまう元凶である。
六十歳になろうと十六歳であろうと人間は、驚きへの憧憬・夜空に輝く星座の 煌きにも似た事象や思想に対する敬愛・何かに挑戦する心・子供のような探究心・ 人生の喜びとそれに対する興味を変わらず胸に抱くことができる。
人間は信念とともに若くあり、疑念とともに老いる。
自信とともに若くあり、恐怖とともに老いる。
希望ある限り人間は若く、失望とともに老いるのである。
自然や神仏や他者から、美しさや喜び・勇気や力などを感じ取ることができる限り、 その人は若いのだ。
感性を失い、心が皮肉に被われ、嘆きや悲しみに閉ざされる時、人間は真に老いるのである。
そのような人は神のあわれみを乞うしかない。
苦しいとき、今やってることが、正しいのか間違っているのかわからないとき、やる気が失せてしまったとき、人生が不安でたまらないとき...
どれだけ、この詩が助けてくれたことか。
感謝!感謝!
そして
「今」を精一杯 生きようと、改めて肝に銘じた私でした。
明日のことを、怖がっても、不安に思っても、何も良いことはないからねえ。