「俺……となりのトトロ思い出した…」
『へ?トトロ?…』
「サツキとメイが庭にまいた木の実をトトロと一緒に芽を出させて巨木に成長させてさ……翌朝起きた時巨木は無かったけど、木の芽が出てて…」
『あ〜なんとなく覚えてる…』
「で…夢だけど夢じゃなかったって叫びながら木の実を植えた周りを嬉しそうに飛び跳ねるの…」
『で…なんで今思い出したの?』
俺は4枚の半券を取り出してテーブルに並べる…
「八丈島に行ったのは…夢だったかもしれない…」
『え〜!釣りしたしイタチにも会ったぞ!』
「でも…それは俺達の記憶の中だけでしょ…」
『そうだけど…』
「夢じゃなかった証拠はこの半券4枚」
『うん!これで銀河を飛ぶ列車に乗って花火見た!』
「だから…これは夢を見せてくれた魔女の落とし物なんじゃないかな?って思うんだよ」
『魔女?魔女の魔法にかかったって事?』
「だから…半券回収を忘れた魔女はきっと今焦ってると思うんだ…」
『あ〜!証拠を残しちゃったから…』
「そうそう!だから今頃ヤベ〜どうしよう😥って困ってると思うんだ…」
『困ってたら…可愛そうだな!あんないい夢見せてもらったのに…夢じゃないと思うけど…』
「それとさぁ…花火が上がった時や〜まや〜って叫んだじゃない」
『うん!翔が山の日だからや〜まや〜って言えっていうから…』
「その時…他に叫ぶ声聞こえなかった?」
『声?したっけ?』
「俺…遠くの方でや〜まや〜って叫んでる声が聞こえたんだよね…」
『え…そんなの聞こえたか?』
「うん…なんか俺達を応援してくれてるような声だったよ…」
『ふうん…』
「あれって…魔女達の声だったんじゃないかって思うんだけど…」
『魔女が俺達を応援してくれてるの?なんの応援?』
「さぁ…それは知らないけど…」
『知らねえのかよ』(笑)
不思議な体験は自由に動けない今
俺達に幸せな時間を与えてくれた…
特に俺は智くんとキャンプが出来てとても嬉しかった…
記念の半券をクリアファイルに挟むと
俺は携帯で銀河鉄道で降りた駅の名前Donnolaの意味を調べた…
イタリア語でイタチだった
智くんのイタチに会いたい想いが通じて八丈島に行けたのだろうか…
1枚でいいから写真撮りたかったな…
翌日…
朝起きて驚いた…
クリアファイルから半券が消えて…
八丈島で花火を見た時の絵が入っていた
その後ろ姿は確かに俺達だ
綺麗な花火にイタチの親子…
ん?イタチいたっけ?花火しか見てなかったから覚えてない…
でも…これで思い出の1場面を残す事が出来た…
「智くーん!半券が素敵な思い出の絵に変わったよ〜!」
まだ寝ていた智くんの枕元に絵を持って行った
『え……後ろから誰か見てたのか?…』: ( ºωº ;):
「あ……そういうこと?…」
∧_∧ _∧
(´・ω・)ω・`) キャ-コワイー
/⌒ つ⊂⌒ヽ
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大変お礼が遅くなりましたが…
先日のやまの日祭りでぃ♡
たくさんの叫びありがとうございましたm(_ _)m
ギリギリ書き終えてよかった〜♡
翌日お礼のお話を夜書いてたら寝落ちして…
昨日も疲れて寝落ちして…
やっとお盆休みになった今日お礼が書けました^^;
『やまの日祭りでぃ』楽しかった〜!
改めてありがとうございました♡