スイッチを入れて2分…
「『3 2 1 オープン!』」
きつね色に焼けたたい焼きが現れる…
智くんは再び竹串を刺す…
『中まで火が通ってる!出来上がったぞ!』
「やった〜!」
『熱いから気をつけろ!箸で取ったほうがいいかな…』
智くんが箸を取って渡してくれた…
俺はたい焼きが傷つかないように取ろうとした…
でも、うまく取れなくて…
『やろうか…』
智くんが代わってくれて上手に皿に取り出してくれた…
『うまく出来たな!すげえじゃん』(≧∇≦)b
「うん!智くんが手伝ってくれたお陰♡」
ほんのり湯気がたっているたい焼き…
尻尾の方から少しあんこがはみ出してて…
それもなんだか愛おしい…♡
『熱々食いたいな…』
「食べよ食べよ!あ、その前に写メさせて…」
俺はスマホを持ってくるとお皿に乗った2匹のたい焼きを撮った…
「よし!じゃあ食べよう♪ハッピーバースデー♡」オメデト(*ˊᵕˋ*)੭ .•*¨*•♪
『ありがとう♡いただきます♪』
智くんは頭からかぶりついた…
『ん!んまい♪お前も食べろよ!』
「うん!……あ、うまい〜〜♡』
市販のたい焼きに負けない位な美味しさ♪
『すげえな…家でたい焼き焼いて食えるなんて…』
「あ〜〜!美味しくてよかった〜〜」ε-(´∀`*)ホッ
ちょっと智くんに手伝ってもらったけど…
今年は大成功って言っても良いんじゃない?
「お礼に旨いコーヒー入れるな…」
智くんは最近買い替えたコーヒーメーカーでコーヒーを入れてくれた…
「ん〜!たい焼きってコーヒーに合うんだね♡」
『ふふっ…』
智くんが喜んでくれてよかった…
『まだ材料残ってるけど…』
「あ、全部使っちゃおうかな…」
それから…今度は俺一人で作ってみた…
ホットケーキミックスをもう一袋使って…
全部で6個作ったよ!
智くんはずっと笑って見守ってくれた…
こぼしちゃっても『大丈夫!大丈夫!』って言ってくれたし…
「明日…楽屋に持って行ってみんなで食べよう♪」
『みんなびっくりするぞ!翔がたい焼き作れるなんて大事件だ!』(笑)
「事件じゃないでしょ(*`∧´)」
『ふふっ…』
マネージャーにたい焼きの画像を送った…
「ちゃんと出来たよ♪」(≧∇≦)b
そしたら…
〈よかったですね!とっても美味しそうです。おめでとうございます!〉と返信が…
「ありがとう!明日持って行くから食べてね!」
〈いいんですか?ありがとうございます!〉
マネージャーにも助けてもらったからね…
たい焼き1つ分けてあげなくちゃ…
今年は大成功だった誕生日プレゼント…
え?期待裏切った?
は?何期待してたの?
もう…変な期待してやだなぁ…( 。˃̵ᴗ˂̵。)ププ
『翔!なんか焦げ臭いぞ!』
「え?…」
ガ━━ン=͟͟͞͞(꒪ᗜ꒪ ‧̣̥̇)
最後に残った生地を、あんこ無しだけど焼いちゃおうと思って…
スイッチ入れたのすっかり忘れてスマホをいじっていた…
「あー!ヤバイ!」
急いで蓋を開けたら…
黒焦げになっていた…(ಥ_ಥ)
「やっちゃった…」(´ロ`ill)
こ、これは失敗じゃないからね!
ちょっとご愛嬌…じゃなくて…
アクシデントよ!アクシデント!
とにかく!
智くん誕生日おめでとう〜♡
これからも共に頑張って行こうね( ´꒳`*)人(*´꒳` )
ଘ♡ଓ*:゚+。.໒꒱°*。⋈。♡:* :゚+。ଘ☆:゚+。⋈。
大変遅くなりましたが…
お誕生日のお話やっと終わりです。
前話で終わった気になってた(^_^;)
今年は大成功でしたよ!
え?期待外れ?(笑)
お見守り下さりありがとうございました♡♡♡