地震発生からちょうど一週間目の今日、従兄弟の消息が判明しました。

従兄弟は無事だったのですが、養護施設に入院していた叔母さんが津波にさらわれ絶望的との事です。

私の母曰く、叔母さんが自分の命と引き換えに全員の命を救ったんだ、と。

それがそうだとしても・・・とても惨い話です。

私の一族は、叔母さん一人の命を失っただけで済みましたが、既に亡くなられた方や今なお安否の判らない方が大勢いらっしゃいます。
親を亡くした幼い子供、子供を亡くした親、これからどうやって生きていくのかを考えるとやりきれません。

私の一族は気仙沼市の海に近い地区に住んでいますので津波で家を失い帰る場所がありません。
今現在も余震や津波の恐怖におびえ、過酷な避難所生活を続けなければなりません。

今生きている方々が、
「生きていて本当によかったね」と思えるように支援の手を差しのべたいものです。

もう少ししたら桜が咲きます。
桜の花の一つ一つは小さくて見栄えはよくありませんが、一樹の桜が満開になるととても美しいです。
日本人は桜の花だと思います。
阪神淡路大震災の時もあちこちで「桜の花」が咲き乱れました。
・・・人に対する優しさ、思いやりといった「人の心の桜」です。

米軍は「TOMODACHI」作戦で日本を支援しています。
私たち日本人は桜を咲かせてこの困難を乗り越えましょう。

題して「桜作戦」!

どうですかネ?