ムンクの「叫び」のように | Poetphotographer りゅういち
ムンクの「叫び」のように
お祖母ちゃんの死に顔が見えたの
そう そっくりだったのよ
彼女は僕が運転する車の助手席で
半年前に亡くなった
大好きだったお祖母ちゃんのことを
語り始めた
カーステレオからは
「カナリア」という曲が流れている
♬ 人びとに愛をつげるために生まれて
鳴き声と羽根のいろでそれにこたえる
カナリア カナリア カナリア
カナリア カナリア
一番 大好きな人のなまえ
教えて・・・・ ♬
彼女を横目で見た
黙りこんでいる
小さく肩をゆらせて
キラリと光るものが目にあった
