私は石として死んだ | Poetphotographer りゅういち
私は石として死んだ そして花になった
私は花として死んだ そして獣になった
私は獣として死んだ そして人になった
だから
なぜ死を恐れる必要があろうか
死を通して
私が卑小なものに変わったことがあったか
死が私に悪をなしたことがあるか
私が人として死ぬとき
次に私がなるのは
一筋の光か 天使であろう
そしてさらにその先はどうなるのか
その光は存在するものは神のみとなり
他の一切は消え失せる
私は誰も見たことがない
誰も聞いたことがないものとなる
私は星のなかの星となる
生と死を照らす星となる
大学ノートより雑記
七〇〇年前のペルシャの神秘詩人
と書きつけている
私は今から幣立神宮へと車を走らせる

