爪切りリビングの白いソファーに僕は横になった足を思いっきり伸ばすと小学生の娘がいた娘は僕の足を見つめて 言ったパパ 爪が伸びすぎているよ私が切ってあげる娘は爪切りを取ってきて右足の親指から器用に僕の爪を切り始めた指一本一本を小さな両手で抱えこみながら両足が終わると今度は両手の指も切ってくれた僕が子どもの頃親の爪を切ってあげるという事はしなかった娘の優しさは何処から来るのだろう僕は思った