$言葉をつむぐ☆りゅういち






目が醒めると

僕は海に浮かんでいた



ボートの上

独りぼっちだった




果てしない蒼い海が広がる




声を嗄らして叫び続けてみた

僕の言葉は消えていく




僕は誰なんだろう

何ひとつ 思い出すことができない

自分の名前もわからない




どこから来て

今 何処にいて

どこに向かおうとしていたのか

思い出せない わからない




ただ ひとつだけ 確かなこと

それは まだ 

僕は生きているということ



いや もしかしたら

生かされているのかもしれない




あなたの存在だけは感じることができる


遠くに 近くに