$言葉をつむぐ☆りゅういち




昼休みの公園


ビジネスマンやOLたちが
降りそそぐ秋の陽射しの下で
楽しそうにランチの時を過ごしている


半円形の大きな木製のベンチに
少しづつ間隔をあけて人々が会話を楽しんでいる


僕は300円で買った弁当を食べ終えると
ベンチに横になって樹と青い空をながめて見た


樹の枝についた沢山の葉たちが
光と風のなかでゆらゆらと踊っている



僕の心が優しくなる



ふと身体を起こすと
専門学校生と思われる女性の三人組が
食べ終わったコンビニ白いビニール袋を置いたまま
立ち去って行くのが見えた



こら ゴミは自分で持って帰れ 


ほんとはすぐに近づいて
彼女たちに言いたかったが心のなかでしか叫べない僕


彼女たちの残したゴミを拾い集めて
会社へと戻って行った



世界を少しだけでも
変えることができればそう思って