
僕たちは
福岡・糸島のまたいちの塩で出逢ったオジさんの
後を車でつけていった
オジさんが僕たちに
天然ものの<もずく>をくれると言うのだ
<もずく>は市場に出ているものは
ほとんどが沖縄産の養殖らしい
この糸島のまたいちの塩のそばの海で
捕れた天然ものの<もずく>の味は
絶品だとオジさんは言う
車の後を追って約20分
着いたところは
イタルとSumi Cafeだった

確かここは8年ぐらい前にオープンして
福岡の雑誌やTVで取り上げられた
お洒落な料理屋とカフェだ
僕も一度ここに来て珈琲を飲んだ
オジさんは
ここで待っておいてくれ
<もずく>を取ってくるから
と言う
しばらくして
オジさんがジブロッグで冷凍された
<もずく>を持って来てくれた
そして
イタルとSumi Cafe のことを
語り始めた
Sumi Cafe の Sumi は
お祖母ちゃんの名前のスミコを
もらってお店の名前に
イタル は
お爺ちゃんの名前を
そのままお店の名前に
したそうだ
そう
オジさんはこのお店のオーナーだった
別れ際に
オジさんが名刺を取り出した
僕はビックリした
またいちの塩がなぜ<またいち>
なのかが分かったからだ
名前も知らないオジさんは
<またいち>さん
平川 又一さんだった
またいちの塩を作った会長だった

平川 又一様
不思議な出会いに感謝しております
天然もずくもプリプリして
とても美味しかったです
ありがとうございます

