ただそれだけの朝の話ただそれだけの朝の話朝のことだったボクは駅へと向かっていた路上に転がっている小さなあなたにボクは気がついた小さなあなたは道の真ん中でじっとしたまま動かなかったボクが乗る電車が近づいていたそのままにしておこうか一瞬の迷いが生じたでもこのままだと小さなあなたはクルマや自転車や人の足に踏みつけられてしまう次の瞬間ボクは振り返り小さなあなたの元へと駆け寄ったボクは少し傷ついた殻をもった小さなあなたを右手でひろいあげて草むらへと返してあげたただそれだけの朝の話