
空からチョコレートが降ってくる
銀紙につつまれたチョコレート
キラキラ キラキラ 輝く雪のように
空からチョコレートが降ってくる
昔々この国がアメリカと戦争をしていた時
小さな山奥の村に一機の飛行機が墜落した。
大きなカラダの青い目をしたアメリカの兵隊さんが
飛行機に乗っていた。
兵隊さんが大けがをしたものの一命は取り留めた。
兵隊さんは檻にいれられて捕虜となった。
村人たちは、この兵隊さんに敵意をいだくことなく
野菜やおにぎりなどの施しを異国のものに行った。
青い目にはうっすらと光るものがあった。
戦争が終わった。
秋のある晴れた日
空からチョコレートが降ってくる
銀紙につつまれたチョコレート
キラキラ キラキラ 輝く雪のように
空からチョコレートが降ってくる
あの時の兵隊さんがグラマン機に乗って
小さな山奥の村の高い高い空の上を飛んでいた。
村人と兵隊さんの心はつながっていた。
